"ブッダが教える愉快な生き方" 藤田一照 著
生きることそのものから「学ぶ」
この本で私が一番惹かれた言葉。
ブッダの教え(仏教)が実はとてもシンプルであるということを知っていただろうか。
私はこの本を読むまでは仏教を難しいものだと思っていた。
「この世界って、自分っていったいなんでこんなんだろう?私はなんだろう」
仏教の出発点は、生きることが苦悩であるという大きな問題の自覚から始まる。
赤ちゃんは知らないうちに、生きること自体から何かを学びます。
いつどこで学んだのかを自分自身がわからないけど、周りの影響から自然に学ばれていく。
このような学び方をオーガニック・ラーニングといい、仏教の修行はまさしくオーガニック・ラーニングである。仏教は難しいものではなく、日常生活から学びを得ようとするものなのである。
学ぶことは、変わることでそれは成長することでもある。学びのない成長はなく、成長のない学びはない。
【本書を読んだ感想】
内容がやや難しい。
しかし、仏教の本質を理解することができた。
読み終えるまでの平均的な時間は1時間30分。
つまり毎日約15分読書をすれば、1週間でこの本を読み終わることができる。
【この本を読んでほしい人】
・仏教について詳しくなりたい人
・愉快に生きたい人
・学ぶことが好きな人
・考え方を変えたい人
【内容】
仏教には人生を豊かにしてくれる「学び」があり、ブッダはその学ぶことが、人間にとって大きな喜びであることを教えてくれている。これはただの宗教についてではなく、生きる上での大切なエッセンスが書かれている本。
学ぶことは、人間にとって大きな喜びです。
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